TEAタイムに珈琲以外を飲むときは、お茶のメーカーさん『LUPICIA』(ルピシア)がおすすめ!もともとは甥がお土産で買って帰ってきてくれたんですが、それ以来甥と一緒にハマっている『LUPICIA』。『世界のお茶専門店ルピシア』というだけあって、緑茶に紅茶にハーブティ、フルーツティに健康茶と本当にたくさんの種類のお茶を扱っておられます。
今回はこの多種多様なお茶を扱うルピシアから工芸茶シリーズ『THE MARI』ーテマリーを飲んでみました。(以下掲載しているLUPICIAのTHE MARIシリーズは取り扱い終了しています。)
工芸茶 THE MARIテマリシリーズから 喜舞花(キマイカ)
羊羹とか、なにか和菓子が入ってるのかなー?って思わせるようなちっちゃなパッケージの中は手毬のような、コロンとしたお茶のボールが入っています。
工芸茶とは、花や茶葉を手作業で束ねて鞠の形にしてあるんです。
デキャンタの中に入れてお湯を注ぐと・・・。ゆっくり時間をかけて開きながら・・沈んで・・・。ほぉ~・・・・っ!!と見入ってしまうような・・・まるで蝶が舞い踊るかのように花がひらいて、ジャスミンの香りたっぷりのお茶に変身!なんて華やかなんでしょう・・・。
まるで手品のようです。華やかな姿はお祝いにもぴったりですね。お湯を注ぎ足しながら、いただきました。デキャンタの上から見た姿も美しいですね。
この、工芸茶シリーズの『喜舞花』は残念ながら販売終了になってしまったようですが、他にも素敵なお花の工芸茶がありました。
純真花(ジュンシンカ) INNOCENCE
純真花ーとは、なにか清楚な感じの花が咲くのでしょうか?コロンとデキャンタに入れて・・・。
↑上の写真は5分後のものです。
じゃん!10分でこんな感じになりました。その名の通り、INNOCENCE!純真なイメージですね。このお茶はジャスミンの他に緑茶と菊が使われていました。黄色い花は、菊だったんですね。
そもそも工芸茶ってなに?
そもそも『コウゲイチャ』という言葉自体、あまり耳慣れなかったので、どんな字を書くのかも知らなかったのですが、芸術的なお茶ということらしいです。
工芸茶とは、中国茶の一。乾燥させた茶用の一枚一枚を糸でくくって成型したもので、湯を注ぐと水中花のように次第に茶葉が開き、目で楽しめる。ボタンなどの花や貝、クジャクや扇なども作られている。芸術茶。
引用:三省堂スーパー大辞林3.0
とあるように、手作りの芸術的なお茶なんですね!一つ一つ、とても手間ひまがかかっていそうです。
お湯を入れて徐々に茶葉が開いていく様子を見て楽しむものなので、透明のデキャンタがあったほうがベスト。工芸茶用に背が高いデキャンタ、平たいデキャンタ、といろいろあります。茶葉が開いたときのデザインにもよりますが、高さのあるデキャンタの方が無難だと思います。ルピシアからもデキャンタがありました。私が使っているのもこのタイプです。
ルピシア耐熱デカンタ 1,650円
ルピシアからは他にも工芸茶が出ているので取り寄せてみました。
THE MARI -テマリ- 5種セット 1,800円(税込)
きれいな朱色の箱に色とりどりの和菓子が並んでいるようです!贈り物にも最適です!それぞれ、〈純真花ジュンシンカ〉〈貴陽花キヨウカ〉〈愛来花アイライカ〉〈紅灯花コウトウカ〉〈優悠花ユウユウカ〉と名前がついていて、それぞれ特徴のある花の姿が楽しめるようです。基本になるお茶のベースはジャスミンティーでした。さきほどの純真花もありましたが、この中からもう1つご紹介。
〈紅灯花コウトウカ〉LANTERNS
こちらはジャスミンの他には緑茶に千日紅、キンセンカ、が使われていました。直径2.5cmほどです。ほんとに鞠のようですね!紅い色が見えているのは千日紅の花びらかしら?こんな姿を見ると、本当に手間ひまをかけて一つ一つ手づくりされているんだな~とわかります。それにしても、可愛らしい♡デキャンタにコロンと入れてお湯を注ぐと・・。だんだん開いて・・・。
赤いランプがポンポンポンと3つ並んでいるようです!!それでランタン〈LANTERN〉ですね!水中花のよう最初はちっちゃなコロンとしたボールだったのが、こんなに華やかに大変身を遂げました!なんだかあやかりたいですよね。
そして工芸茶を楽しむときは、背が高いデキャンタが必要ですね。茶葉がお湯の中で広がったときの背の高さにもよりますが、高さのあるデキャンタの方が無難です。もちろんルピシアでも販売されています。この記事の写真は、耐熱デキャンタ1,650円(本体価格1,500円)
お茶の色はこんな色です。ジャスミンの華やかな香り豊かな午後のお茶をたのしみました。
Tea timeにビジュアルでも癒されたいときに、もってこいだと思います!1個からは380円(税込)。ジャスミンの香りもとっても豊かです。
まとめ
工芸茶とは手作業で花や茶葉を束ね、鞠の形にした芸術茶。飲む以外にも湯を注いでゆっくり花開く様子を目で見て楽しめる、香りも楽しめる、珍しいお茶ですね。お湯を入れてからキレイに花開かせるコツは、デキャンタに先にお湯を入れておいて、あとから丸い茶葉を入れると、お湯を注ぐ勢いで茶葉がパラパラと乱れなくていいかもしれません。お茶としては3杯くらいはいただけます。そしてこの飲み終わった茶葉は別のガラス容器に移し替えて、しばらくの間水中花としても楽しめそうです。くれぐれも、透明デキャンタもご用意くださいね。
お店情報
所在地 | 〒670-0912 兵庫県姫路市南町1番地 山陽百貨店 B1F |
TEL | 079-286-5658 |
営業時間 | 1000~19:30 |
店舗は全国各地にありますが、オンライン販売も充実しています。
公式HP:ルピシアオンラインストア